長くから日本人に愛されてきた犬、といえばダントツで柴犬でしょう。
柴犬のつぶらな瞳、少々やんちゃな動き、飼い主さんへの忠節心、どこをとっても愛される要素が満載です。
一度は一緒に暮らしたい、飼ってみたい柴犬、マンションでも飼うことは可能なのでしょうか?
柴犬の大きさと体重の平均は?
中型犬で、それほど細くなく小さくなく、でも大きすぎず、まさに犬界の中肉中背といったイメージですよね。
実際には平均10-13キロで体高39-43センチほどです。
雌だともう少し軽くても正常の範囲内ですね。
見た感じよりも体重があるのは、骨格がしっかりしており骨密度が高いせいです。
ですから、標準よりも体重が重たくてもそれほど肥満ではない場合が多いのです。
逆に体重が軽すぎる場合は少し注意してあげることが必要ですね。
柴犬の大きさでマンション飼育は可能?
柴犬はコロンとしたイメージがありますが、実際に会ってみるとそれほど大きくありません。
少々大きめの猫と変わらないくらいなので、結論から言うとマンション飼育は可能です。
ただ、ワンルーム6畳くらいだと少しかわいそうかもしれませんね。
部屋1つ1つの大きさにもよりますが、標準的な2LDKくらいの広さがあれば可能です。
ただ、毎日必ず十分な時間散歩に連れ出してあげることが必要です。
柴犬は朝夕45分から1時間くらいしっかり運動すれば、あとは寝ていることが多いのでマンションでも飼うことは可能です。
豆柴と柴犬の大きさを比較してみよう
柴犬は飼うにはちょっと大きいかな、という方は豆柴を飼うことも検討できると思います。
豆柴はその名の通り、柴犬よりも小さいサイズです。
平均すると体重4-6キロ、体高も29-33センチとなっています。
体重は柴犬の半分から3分の2、体高も3分の2程度くらいといえるでしょう。
見た感じはさらに小さく感じます。
柴犬と比べて小さい分、気温適応能力が低いので、豆柴は屋内での飼育向きといわれています。
小さい分、散歩の時間を少し短くすることはできますが、やはり確実に毎日の散歩ができる状態で飼ってあげたいですね。
まとめ
マンション暮らしでも犬を飼ってみたい、というのは自然な願いです。
大型犬に比べて柴犬はずっとマンション生活にも適応しやすい大きさです。
トイレやケージも中型犬用で大丈夫なのでそれほど大きな場所を占めることはありません。
しかし、毎日散歩に行ける環境というのは必須です。
犬と飼い主、双方の快適な暮らしのためにも初めによく計画してから飼いましょう。