犬が震えている!
飼い主さんにとって心配でたまらない症状のひとつですが、まずは落ち着いて愛犬の様子を観察してください。
小刻みに体がブルブルと震えている、寒さや恐怖心、興奮などが原因で起こる「震え」なのか、体が硬直してビクビクっとしている「痙攣」なのか、似ている症状ですが対処方法は異なります。
今回はより注意の必要な痙攣についてお伝えします。
犬の痙攣の症状と原因は?
痙攣の症状には、泡をふいたり、意識を失ったり、失禁などがあったりすることもあります。
痙攣症状を引き起こす原因には、次のようなものが挙げられます。
・ジステンパー
・熱中症
・脳腫瘍
・低血糖症
・中毒
・頭部の外傷
痙攣が起きた場合の対処方法は?
もしも愛犬に痙攣が起きた場合の対処方法は、痙攣が収まるまで愛犬の動きを制限せず、周りの安全の配慮(ベッド等から落ちないようするなど)をしつつ見守ってください。
痙攣時の愛犬のからだは硬直して力が入っています口元などに手を持って行って噛まれないよう気を付けてください。
まわりで騒いだり大きな声をださず、落ち着いた穏やかな口調で声をかけてあげましょう。
飼い主さんの落ち着いた対応で愛犬の恐怖心や不安を押さえてあげるよう心がけましょう。
痙攣が起きた時の状況を記録しておきましょう
痙攣が起きたタイミングや痙攣していた時間、痙攣中の症状(泡を吹いた等)などをチェックしておき獣医師に正確に伝えることで、原因の特定に役立ちます。
愛犬が痙攣をおこしてしまうと、パニックになってしまいがちですが落ち着いて対応することが大切です。