子犬におやつをあげたい!
そう思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
でも、おやつっていつごろから与えてもいいものなの?
という疑問もあると思います。
獣医さんやドッグトレーナーさん、ブリーダーさんなどでその時期やおやつに対する考え方はそれぞれです。
それをふまえたうえで参考にしていただければと思います。
離乳食ならおやつは×
まず、前提として離乳していて離乳食(ふやかした柔らかいフード)も卒業するまでは、おやつを与えないようにしましょう。
人間の赤ちゃんと同じように考えて頂ければ分かりやすいかと思いますが、赤ちゃんの未だ未熟な胃腸の消化能力ではおやつは負担になってしまうためです。
大人と同様なフードを食べれるようになるまでは待ちましょう。
市販のおやつではその頃から与えられる商品もあり、対象年齢:生後○か月から~と明記されています。
まずは必要な栄養を
しかし、子犬期は成長期であり必要な栄養をきちんと摂取することが大切です。
おやつを与えることで栄養バランスが崩れてしまったり、おやつばかり食べて主食であるドッグフードを食べなくなってしまうと問題です。
ほとんどのおやつは、しつけ等のご褒美として使われるほど嗜好性が高く出来ています。
食事であるドッグフードよりも好んでしまいかねません。
おやつはいつからあげる?
そういった側面を考慮すると、おやつを与えるのは成犬になってから(成長期を終えてから)、そして食事とのバランスを考えて与えてあげてください。
おやつは、しつけのご褒美などご家族とのコミュニケーションをとる方法のひとつとしても有効ですので、うまく利用してくださいね。